明日から始めるエギング講座

晩酌のお供に最高なイカ。
中でも最高級のアオリイカが釣れれば釣って楽しく、食べて美味しいですよね。
近年全国的に人気のエギングを始めましょう!
始めるまでの敷居も低く、素晴らしい釣りです。 |
エギングって?
明日から始めるエギングという事で、まずはエギングとは何ぞや?から。
エギングとは餌木(エギ)と呼ばれるルアーを使い、シャクっては巻き、シャクっては巻き、アオリイカ等のイカ類を狙って釣る、一種のルアー釣りです。
タックルは、竿、リール、エギの三種類があればいいので、手軽に楽しめる事で知られています。
更に食べて美味しいと、二度楽しめるエギングは多くのアングラーを魅了する釣りとなりました。
簡単そうなエギングですが、意外にもかなり奥が深い釣りで、ベテランのアングラーにも人気です!
さて、ではどうやって釣るんでしょうか?まずはエギング用タックル達のご紹介です。
エギングタックル
まず用意するのは7フィートから9フィート程度のロッド。
エギングではエギをアクションさせつつも、アタリを取れなければなりませんので、シャクれる硬さとアタリを取れるしなやかさが備わっているエギング用の竿が好ましいです。
ですが、慣れてきて欲しくなるまではシーバスロッド等で代用しても問題ありません。
要は、20g程度のルアーを投げられる竿ならば大丈夫です。
次に2000〜3000番台のスピニングリール。
これはライントラブル回避のため、スピニングがオススメです。
ベイトリールでも出来ないことは無いでしょうが、お勧めはできません。
アオリイカは見かけによらない強い引きをしますので、身切れしないようにドラグ調整が細かくできるものがオススメです。
リールはPEラインがメインになるので、浅溝タイプがいいでしょう。
では肝心のエギに参りましょう。
2.5号から4号・5号と様々なサイズがありますが、季節によって選びましょう。
春先には産卵のために湾内へ入ってくるイカがメインとなりますので、必然的に固体も大きく、3.5号〜4.5号程度がベストです。
秋頃には小型のイカがメインとなりますので2.5号〜3.0号がメイン。
この三種が揃えばエギング開始です!
上でも書いていますが、ロッドとリールに関しては他の釣りで使っているものと兼用でもやれないことは無いので、釣りをされてる方であればエギを買えばOKですね。
余談ですが、沖堤防に渡してもらった時に5mくらいの磯竿でやってるおっちゃんがバンバン釣っているのを見たことあります(笑)秋の子イカですけどね。
次項はタックルセッティングについて。
タックルセッティング

上のような感じがセッティングの一例です。
最近ではリーダーなど、2〜2.5号を使う人も多いと聞きます。
ラインはPEが好ましいです。しゃくってみれば解りますが、ナイロンは伸びるので20gもあるようなエギを動かすには適していません。フロロも伸度が低いとはいえ、やはりPEでなければイカが抱いてくる動きをエギに与えるのは難しいでしょう。
伸びが無く、ショックに弱いPEにはリーダーが必要です。直結はNG。
以上のようにセッティングが完了したら、次は実釣です!
※釣具のイラスト素材は、「釣具DARKBLUE」様よりお借りしました。
釣法-エギングのすすめ-
エギングには大きく分けて二通りの釣り方があります。
シャクって釣る方法と、底をずる引きする釣りです。
底をずる引きする釣りは昔ながらの釣りで、シャクって釣る方法は実は近年になって盛んに
なってきたようです。今ではほとんどの方がシャクり釣りをされているようです。
ずる引き釣りはその名の通り、エギを投げて底につくまで待ち、底から離さないようにリトリーブします。
最近ではずる引きなどをしている人は、ほぼ見ませんが、春イカなどは、あまり動かさないほうが良い時も結構あるらしく、意外に効くこともあるようです。
とは言っても、アオリイカは低層から表層まで広いレンジで行動していますので、底まで沈めて
巻いてくるだけではありません。
色々なレンジを探ってみましょう!
では次はシャクり釣りですね。
これはルアー釣りのテクニックと似たようなもので、エギを底まで沈め、着底したら竿を振り上げて
エギをアクションさせ、そしてまた沈むまで待ち、着底したら・・・という繰り返しです。
シャクった後の沈むまで(フォールといいます)にイカが抱いてくる事が多いですから、フォール時間は
長い方がいいと言われています。
図解してみましょう!
ずる引きの場合
シャクリ釣りの場合
絵心の欠片も無く、見苦しいですがご容赦下さい・・・。
エギの動きのイメージとしては上の図のような感じです。
このエギングのアクションというものが非常に奥が深く、シャクリ一つとっても細かいアクションの差が十人十色に出ますし、釣果にも違いが現れますので色々試してみてください!
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